GHOST WORLD

lemon5002004-09-12

好きな映画のひとつ。主人公イーニドと友人シーモアの生き方にはかなり共感できる。しかし人と折り合って生きていく事を苦手とし、自分の内側の世界で生きている彼らはきっと、時々ふと、虚しくなる瞬間があるのだろう。「コレクターの生き方は健全じゃない」というシーモアの言葉から、その人間の悲しい性が読み取れる。
全体的に悲しい映画なのかもしれないが、OPの映像・音楽とEDの音楽がまた明るいような切ないような、それでいて激しくて、とても効果的。